先週の金曜日に、今年度実施された
口腔リハビリテーションの症例報告会が行われました📝

高齢者施設を月に一度、訪問し施設の利用者様の口腔ケアや
本学では3年次にカリキュラムの一環として
一緒にお口の体操などに取り組む実習を行っています。


※令和元年度撮影
今年の4月から11月までの約9か月間、
施設へ赴き、口腔ケアに取り組んだ3年生の代表者が
今年度の取り組みや学んだ内容について1・2年生、
そしてほかの3年生へ向けて発表しました。

発表後の質疑応答の時間では
特徴のある患者さんへの対応についての質問などもあり
患者さんの体調やさまざまなことを考慮し、
体勢や伝え方を工夫したことなどが回答されました。
いくつかの質問の中で、1年生から
「どうして高齢者施設での実習を希望したのですか?」
というものがありました。

本学では3年次に必ず、高齢者施設での実習を経験しますが
学年全員が毎月、訪問できるわけではありません。
一人1回は必ず伺いますが、今回の症例報告を行った学生たちは
毎月訪問するいわば選ばれた学生✋
メンバーの選定は希望者制で、例年、症例報告会のあとに決定となりますが
基本的に全員みずから手を挙げて、高齢者施設での実習を望んだ子たちなんです。
(今年度に限らず、毎年そういった形をとっています)
下級生からの質問に、登壇していた3年生は
それぞれの想いをていねいに話してくれました。
昨年の3年生の症例報告を聞いて興味を持った学生、
入学前から本学の口腔リハビリテーション実習を知っていて希望した学生、
身内の助けになりたいと考え、挙手したという学生など
理由はみんな異なりますが、そのことばを
他の学生たちは真剣な様子で聞いていました。

施設での実習の経験はもちろん、
現場で学んだことや気がついたことなどをまとめ、
大勢の人の前で発表する症例報告会も
学生たちの大きな糧となったことと思います。
3年生の代表者の皆さん、お疲れ様でした。
口腔リハビリテーションについて詳しく知りたい方は
こちらのページをご確認ください🌞
