先日、東北大学歯学研究科・歯学部と宮城高等歯科衛生士学院による合同授業が
東北大学にて行われました🦷

今回のテーマは、「訪問歯科診療における歯科医師・歯科衛生士の協働と多職種連携」。
授業には、東北大学歯学部6年生と宮城高等歯科衛生士学院3年生が参加し、
歯科医師を目指す学生と歯科衛生士を目指す学生が、1班あたり8~9名のグループに分かれ
要介護高齢者の症例をもとに学習しました。

授業では、複数の全身疾患を持つ要介護高齢者の症例について
全身管理上のリスク、口腔内の問題、食事や生活に関わる課題などを
それぞれの専門的な視点から整理しました。

前半のグループワークでは、歯学部学生と歯科衛生士学生が職種別に分かれ
症例から考えられる問題点や対応策について意見を出し合いました。


本学教員や東北大学歯学部の先生方が見て回り、
各グループの意見や進め方などにアドバイスを送ります。


後半は、歯学部学生と歯科衛生士学生が合同でグループワークに取り組みました。
互いの専門性を生かしながら、安全な歯科治療と効果的な口腔ケアをどのように連動させるかを考え、
痛みの除去から食生活の回復までを見据えた歯科治療・口腔ケアの計画を検討しました。

ワーク後はそれぞれのグループで作成したスライドを発表し、質疑応答。
授業の最後には教員からのフィードバックがあり、学生たちは真剣な表情でメモを取ったり
うなずいている様子が見られました。
本授業を通して、歯科医師と歯科衛生士がそれぞれの専門性を理解し、
情報を共有しながら協働することの重要性を学ぶ機会となりました。
また、訪問歯科診療では、口腔内の状態だけでなく、全身状態や生活背景、
食べる機能にも目を向け、多職種と連携して支援することが求められます。


それぞれの学校で歯科医師と歯科衛生士を目指す学生どうし。
グループワークに緊張している様子も見られましたが、本学の学生はもちろん、
歯学部の学生さんにとってもよい刺激となったようです。
今回の合同授業で得た学びを、将来の臨床現場におけるチーム医療や
地域歯科医療の実践に生かしていくことを期待しています。
