臨床実習では歯科診療所や病院歯科などの歯科臨床の場で学び、臨地実習では地域や学校での保健活動、施設利用者への口腔衛生管理などを通じてライフステージに応じた実践力を身につけます。
様々な臨床の現場でたくさん学ぶことが即戦力となるカギ。一つひとつの経験が現場で活躍できることにつながるのです。

学びのポイント

POINT

巡回臨床実習

社会福祉施設などを訪問し、歯科検診や歯口清掃を実施します。障がいのある人や高齢者に対する理解、特性の把握や問題点の発見など、コミュニケーション能力も含めた知識・技術を習得します。

巡回臨床実習

POINT

保育園実習

保育園実習では、1〜5歳児に歯磨き指導を行います。園児が興味を持つように、対象年齢に合った指導案や教材資料を準備。歯磨きの歌や手作りの紙芝居を用いながら、むし歯予防の大切さを伝えます。

POINT

小学校実習歯磨き指導

実習生4〜5名のグループで、児童40名程度の1クラスを担当します。まずは実習前に、担当クラスの授業を見学。児童の年齢とクラスの特徴を活かして指導案を作成し、実習当日は授業形式で歯科保健指導を行います。

在校生の声

小学生が楽しく学べるような
歯科保健指導の動画を制作

コロナ禍の小学校実習では、保健指導の動画を制作して児童に見てもらいました。飽きずに楽しめるよう、人形劇を取り入れたシナリオを作成。画面越しでもわかりやすく伝えるために、動画の撮影や編集なども工夫しました。

3年生菊地 望綺さん
〈宮城県 / 塩釜高等学校出身〉
在校生1

模型やイラストを使いながら
正しい歯磨きの方法を説明

小学校実習では、6年生のクラスを担当。歯磨きの方法や定期検診の大切さなど、イラストや模型を使いながら説明しました。この経験を通じ、自分の学校での学びはすべて臨床現場につながっているのだと再確認できました。

3年生松浦 加奈さん
〈宮城県 / 仙台西高等学校出身〉

在校生2